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【報告】R6/12/8 R6年度 カイロ&オステ研究会(後期)

包括的手技療法 ~組織別手技療法の特徴~
第3回目テーマ:肩疾患(主に五十肩を中心に)への多様なアプローチ

講師:倉津弘一
日付:令和6年12月8日(日) 時間:10:00~13:00
場所:全柔協会館2階

最初に座学で五十肩の症状と肩関節について学び、後半では学んだ内容を基にデモと実技が行われました。
五十肩は疼痛の度合いにより病期が三段階に分かれているため、疼痛箇所の特定と、いつから痛みが起きているかを事前に問診しておくことで適切な対応ができると解説されていました。

肩回りの不調は、骨盤・下肢から上肢にかけて不調があれば、連鎖して肩の可動域が狭まるため、肩回り以外の検査の必要性を解説され、受講者も熱心にメモされていました。

後半はデモンストレーションから始まり、受講者で肩の可動域が狭い方に講師が施術をされました。
施術前にどのような拘縮が起きているかを講師と受講者で確認し、施術後に症状が改善されたのを確認した受講者が驚嘆されていたのが印象的でした。

デモの後はペアで実技を行い、巡回されている講師に積極的に声をかけ、少しでも技術を持ち帰ろうという意欲が伝わってきました。

今期の講習会も3回目となりましたが、回を重ねるほどに受講者同士の仲も深まり、学習意欲が向上し続けているのを感じられるとても有意義な講習会となりました。

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