【報告】5/8 R4年度カイロ&オステ研究会(前期)
筋膜リリース・テクニック~全身の筋肉をつなげている筋膜に注目して臨床に活かそう~
第2回目テーマ:体幹と四肢とのつながり、上肢の筋膜リリース・テクニック
講師:倉津弘一
日付:令和4年5月8日(日) 時間:10:00~13:00
場所:大阪会場
全5回コースの第2回目は「体幹と四肢とのつながり、上肢の筋膜リリース・テクニック」をテーマに肩関節を中心に進められました。
部位ごとに事例を挙げながらデモンストレーションを交えた説明が行われ、特に、一般臨床の場で施術することの多い肩関節周囲炎に対するステージの確認方法、患者への声掛けの仕方、どのように筋膜リリースを活用していくか等の具体的な内容に、受講者は興味深く聞き入っていました。
また、アナトミートレインと経絡・経穴には似た所があるため、「柔整師も経絡・経穴を学ぶことで、筋肉を緩める際に臨機応変に対応できる」とのことでした。
講義はひとつの項目ごとに質疑応答の時間を設け、質問しやすい環境作りに工夫されていました。講師と受講者のコミュニケーションも円滑で、休憩時間や講義終了後も質問に来る受講者が後を絶たず、講師の人気度が伺える講習会でした。