全国柔整鍼灸協同組合

【報告】R6/10/13 R6年度 カイロ&オステ研究会(後期)

包括的手技療法 ~組織別手技療法の特徴~
第1回目テーマ:腰痛症に対する包括的手技療法

講師:倉津弘一
日付:令和6年10月13日(日) 時間:10:00~13:00
場所:全柔協会館2階

最初に腰痛症の痛みや原因の特定について説明がありました。
腰痛症と一概に言っても、痛みの箇所・症状により行うな手技も変わってくるため、事前のヒアリングが重要であることを話されました。
患者の痛みの表現次第で、どのような障害が起きているかを予測できるため、「症状の見立てを間違えないように」と受講者へ熱心に伝えていました。

また、問診以外にも疼痛を誘発する動作を患者にしてもらうことで、痛みの箇所の特定に役立つと説明されました。
座学の最後には質疑応答の時間が設けられ、受講者からの質問が飛び交う実りある時間となりました。

後半ではデモンストレーションを行った後に、2人1組で痛みの原因を探す実技が行われました。
参加者は講義の内容を踏まえ実践されており、患者役と施術者役を交代しながら、熱心に情報交換をされているのが印象的でした。
講師も1組ずつ見て回り、受講者からの呼びかけにも応えながらアドバイスされていました。座学・実技共に講師が受講者の目を見ながら話されていたのが印象的で、とても穏やかな講習会でした。

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