医療ボランティア報告 堺ユースサッカーフェスティバル
日程:令和3年8月10日(火)~8月12日(木)
会場:J-GREEN堺
<参加者レポート>
◆高校3年生の引退試合と位置付けた試合の救護ブースを設置した。
救急外傷に備え、ベッド3台や超音波観察装置、テーピングや包帯等の固定具を持ち込み行った。
平成医療学園専門学校の学生が実習で参加していたために、学生に指導する場面もあり、緊張感のある活動となった。
◆救護ブースでの処置だけでなく、試合中の打撲や捻挫、筋痙攣の対応はピッチに出向きその場で行った。
試合の合間にはストレッチを指導し、試合を終えた選手には必要に応じてアイシングを行った。
幸い大きな怪我はなく、大学生(一般来場)の肩関節脱臼の整復があった程度である。
また、転倒時に肩から落下し鎖骨骨折を疑わせた事例があったが、超音波観察装置で確認し骨折は無かった。
◆従来、外傷が多発する現場であるが、今回は少なく胸を撫で下ろしている。
プレーヤーが安心して出来る環境を提供できたのではないかと思考している。
今後も、このような活動を通じて、プレーヤーから柔道整復師を目指す者が出てくることを期待している。
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