全国柔整鍼灸協同組合

接骨院の「回数券」を活用して継続率を上げよう!

「継続率を上げたい」
「自費メニューをすすめたい」
「症状が改善するまで通院してほしい」
という目的のために、何か行動していることはありますか?

今回は、「回数券」導入のメリットやその必要性について説明します。
「回数券」を利用することで継続率を上げ、リピート患者を増やすことができます。

回数券とは

回数券は、患者さんに継続してお得に施術を受けてもらうためのツールです。
回数券を利用することで、計画的な来院を促し継続率を上げることができます。
自費施術の回数券を導入し、患者さんの通院の金銭的、心理的なハードルを下げていきましょう!

来院指導・回数券の目的

すべては患者さんの症状を改善し施術に満足してもらうため

大前提として、患者さんは「せっかく来ているのだから最善の方法で症状を治したい」と考えています。
しかし、初めての患者さんは、来たばかりの段階ではまだ継続して通院する覚悟が決まっていません
これから五感を使って、この接骨院や目の前の施術者を信用してよいのか、ここの施術が自分の身体に効果があるのかを判断していきます。
またどんな施術をどのくらいの頻度で何回受ければ完治するのかもわかっていません。

通院する覚悟を持ってもらうには

初めての患者さんに施術に満足してもらい、帰るまでに通院する覚悟を持ってもらうためには、安心して施術を受けられる環境を作り、身体が楽になるなど症状が改善されているという効果を実感してもらう必要があります。そのためには、問診を丁寧に行い、施術の前後に身体の変化の確認をすることが大切です。

さらに来院指導を行います。
患者さんに一度だけでは症状がすべて改善することがないこと施術のゴール(ここまで改善したい、痛みを取りたいという共通認識)、
これからの施術計画を伝えて、継続して通院する必要性を理解してもらいましょう。どのくらいのペースで来院すれば楽になるか、最善の方法を伝えてください。

回数券を購入することで患者さんは継続して通院する覚悟が決まり、計画的に来院してもらうことができます。

回数券のメリット

1.患者にとってのメリット

・毎回の支払いが割高に感じる人にとってお得に自費施術が受けられる
通院の覚悟ができて気持ちが楽になる
・継続して通院することで症状が改善する

2.接骨院整にとってのメリット

・継続率が上がり、通院回数が増える
患者のメリットが大きいのですすめやすい
・期限を設けなければ離反した患者が戻ってくることもある
(回数券の期限は無期限 or 1年がオススメ!)
・毎回、自費メニューをすすめるやりとりをしなくてよいので施術がスムーズ
・回数分の売上が確実に先に入ってくる
・回数券を使い終わるまで離反する患者が減る
簡単、低コストですぐに実践できる

回数券導入の4つのポイント

1.新患から始める
回数券は新患や戻ってきた再診の患者さんからすすめましょう。
既存患者で抵抗がある人には無理にすすめる必要はありません。

2.自信を持ってすすめる
回数券にする自費施術は自信を持ってすすめられるものを選んでください。
先生自身はもちろん、他のスタッフも「本当にいい」「効果が高い」と納得しているものでないと患者さんにはすすめられません。

3.説明をしっかり行う
自費施術の効果を共有し、どのくらいのペースで来院すれば楽になるか、最善の方法を伝えてください。
自費施術の回数券なので一部負担金を含めた料金ではなく、保険施術料金とは別であることを伝えておきましょう。

4.自費メニューを告知する
接骨院のホームページに自費メニューを掲載し、ホームページを見て来院する患者さんに告知しておきましょう。
新患には、自費メニュー表などを掲載したリーフレット、予約表付きの診察券紹介カード新患セットとして手渡すと効果的です。
また、院内に自費メニュー料金表や回数券の告知を掲示しましょう。

回数券を活用して継続率を上げよう!

回数券は自費メニューを選んで回数と料金を決めるだけなので、すぐに始めることができます。
1回あたりの料金設定を誤ると、回数券にした場合採算が取れなくなる可能性があるので料金設定に気をつけてください。
さっそく回数券を作成して、集患に繋げましょう!

こちらの記事もお読みください

接骨院の継続率を上げる方法は?
新患獲得のために「時間」と「広告費」を使っていますか?
「紹介カード」を使って新患を獲得しよう!

モバイルバージョンを終了