「紹介カード」は、既存患者さんに家族や友人・職場の人など周りの人たちを紹介してもらうための〝新患獲得ツール″です。
親しい人から紹介を受けて来院する患者さんは院への信頼度が最初から高いので、施術効果も上がりやすく、リピーターになりやすいです。
患者さんの家族や知人に接骨院の基本情報を書いたカードを手渡してもらいます。
そうすることで、接骨院のより詳しい情報を伝えることができ、口コミだけよりも実際の来院につながりやすくなります。
口コミを後押しできる「紹介カード」を活用して、新患獲得につなげましょう!
目次
紹介カードは患者さんに喜んでもらえるツール
紹介カードには「新規の患者さんが増える」という院にとってのメリットはもちろん、
・紹介する側には、「知人に喜ばれることで、自分自身も満足できる」
・紹介される側には、「親しい人からの紹介なので、最初から安心して利用できる」
というメリットもあります。
紹介カードの利用は先生自身だけでなく、既存患者さんにも、その家族や友人にもメリットがあります。紹介する側、される側どちらにもメリットがあるということを上手にトークに折り込んで、紹介カードを自信をもって渡してください。
渡すタイミングと声かけで効果に差が出る!
紹介カードは、施術後の患者さんの満足度が高いときに、施術者本人から手渡してください。
渡すタイミング
こんなときは必ず渡してください。
施術中に患者さんの家族や職場の方の身体の悩みの話題が出たとき
施術後の効果を確認したときに「楽になった、ありがとう!」と喜んでくれたとき
このような患者さんは、自分の大切な人にも楽になってほしいと思って、院をすすめてくれる可能性が高いです。
★ポイント
タイミングをみて信頼度の高い施術者本人から手渡す
渡すときのトーク例
紹介カードを渡すときは、一言添えて渡しましょう。
「ご家族や友人の方で○○に悩んでいる方がいらっしゃったら、このカードをお渡ししてください。きっとお力になれると思います♪」
実例を出すトーク例
「当院を紹介してくださる方は、例えば腰痛の話題が出たときに『あそこなら症状に合った体操も教えてくれる』と話してくださっているようなので、○○さんもそういう機会があれば、ぜひご紹介いただけると嬉しいです♪」
★ポイント
「皆さんこうやって紹介してくれている」という実例をさりげなく伝える
「紹介してもらえると嬉しい」という気持ちを感情を込めて伝える
紹介してくれた患者さんには最大限の感謝の気持ちを伝える
「紹介カード」には紹介者の名前を書くことができるので、紹介カードを持って来院した患者さんが、誰からの紹介を受けて来たのかが分かるようになっています。紹介してくれた患者さんには必ず感謝の気持ちを伝えてください。
紹介してくれたときのトーク例
「お気持ちに応えられるようしっかりとお手伝いします!」
紹介した知人からも、接骨院の先生からも感謝された既存患者さんは、当然嬉しい気持ちになり、「こんなに色んな人に喜んでもらえるならまた紹介したい!」と考えるようになります。
このときに、「また機会があれば紹介してくださいね。きっとお力になります」と言って、再度紹介カードをお渡ししてください。1度でも紹介してくれた実績のある患者さんは、機会があればまた紹介してくれます。
続けることで効果が上がる!
紹介カードは、すぐに結果が出なくても配り続けることが大切です。
紹介カードの効果が出るまでには2~3カ月くらいかかる傾向があります。3カ月後の新患を増やすために、今から実行しましょう!
今すぐ紹介カードを作って新患獲得を目指そう
紹介してくれた患者さんにお礼の気持ちを伝えることができるので、既存患者さんとも良い関係が築け、また、再び紹介カードを渡すことで次の紹介も期待できます。
親しい人から紹介を受けて来院する患者さんは院への信頼度が最初から高いので、施術効果も上がりやすく、リピーターになりやすい傾向があります。